古傷や、治りにくい痛みに、鍼は効果的です。

鍼でこんな事もできます。

施術症例のご紹介③

 

本日来られた患者さんの例は少し特殊で、主訴は腰痛だったんですが、親指も痛いんだという話が出て、じゃあ、ついでに治しましょう!となりました。

もちろん腰痛は治した後でですが。

 

痛いのは、右の親指の付け根付近

親指を強く反らすと痛みが出ます。

こういう場合、可能性としては前腕の筋肉の拘縮も考えられるんですが、今回は該当していませんでした。

そこで、直接、患部に対して、鍼を打ち、刺激を加えることにしました。

 

こういう方法は、肩の痛みなど、局所的に痛い。しかも急性ではなく、慢性化している痛みに大変有効なんですが、正直なところ、この施術はなかり痛くて、声を上げられる方も珍しくありません。

しかし、効果は絶大で、鍼をした後は、嘘のように痛みがなくなります。

 

効果が出る理由は、いくつかありますが、ケースバイケースだし、長くなるので割愛しますが、いずれにしろ、痛い思いをする必要があるとはいえ、ほんの数秒我慢するだけですので、患者さんからすれば、それぐらいのことは喜んで我慢される方がほとんどで、さらに数カ所施術を行うこともしばしばですが、終わった後は非常に楽になるようで、喜んでいただいております。

 

私自身、足首の痛みに長年悩まされていましたが、お酒を飲んでいる時に痛みだし、酔った勢いもあり、足首に自分で鍼を打ってみました。

もちろん、めちゃくちゃ痛いですが、そこは実験。

我慢しながら数秒鍼を動かしていると、スッと痛みが消えまして、それ以来、何年も経ちますが足首が痛くなる事は無くなりました。

 

これが西洋医学的にどう評価されるかはわかりませんが、少なくとも西洋医学的にはできないことだというのははっきり言えるでしょう。

 

怪我は治ったんだけど、痛みが残ってる。

古傷が時々疼く。

捻挫の後がスッキリしない。

なんていう話はよくあると思います。

 

これは西洋医学的にはアプローチしようがない問題なんですが、鍼灸であれば、上記のように解決できることが多いです。

 

こういう痛みでお悩みの方、ぜひ、当院の鍼を受けてみませんか?