『バイオリニストにも鍼は有効です!前腕、肘、手首、指痛に対してのアプローチ』
昨日、「リバーサルオーケストラ」というドラマを見ておりましたら、主人公のバイオリニストの女性が練習のしすぎで左腕を痛めてしまうというシーンが描かれておりました。
ドラマを見ながらヤキモキして、「ああ、鍼にいけばいいのに!」と思っていたら、なんと、指揮者が良い鍼灸院を紹介する!という流れになり、嬉しくなってしまいました。
以前も、「ノーサイドゲーム」というラグビーのドラマの中で、膝を痛めた選手を鍼灸院に連れて行き、無事復活した。という話がありました。
こういうふうに、ドラマの中で、鍼灸が扱われるのは大変嬉しいですね。
実際、当院にも、スポーツ障害で来院される方は多く、しかも早期に改善される例がほとんどなので、やりがいはあります。
今回は、ドラマの中でバイオリニストの方が痛めていた前腕の施術についてご紹介したいと思います。
バイオリニストに限らず、手首、指を酷使する方の場合、図で示した前腕の筋肉を痛めている事がほとんどです。
そして、この部分を傷めると、腕のみならず、肘や手首、指などに痛みが出るケースも多いです。
従って、肘から先の問題がある場合、打撲等でなければその多くはこの前腕の使いすぎが原因ですので、肘や手首などを施術しても解決しない事が多く、整形外科や整骨院ではこの事が理解されていないために治りにくい、ということはあると思います。
さて、では実際の施術ですが、この筋肉は、それなりの太さがありまして、表面からのアプローチのみでは改善しない場合があります。
以前、このような症状に対してのプロであるはずの理学療法士の方が、同じような前腕の痛みで来院され、自分では治せないと相談に来られました。
こういう場合、筋肉の深部へのアプローチが必要で、鍼でなければ治せないことも多い、ということをお伝えして深部に対して施術すると、問題が1回で改善してしまい、「目から鱗でした!」と驚いておられました。
鍼と、他の施術の決定的な違いは、「深度」だと思います。
体表面からは届かない部分を施術したい時、そこに届く方法を持っているのは医師と鍼灸師だけ。
一般的には、「整形外科や、整骨院にかかったけれど、改善しない」として、最後の手段的に鍼灸院を利用される方が多いように思いますが、それなら初めから鍼灸院にお越しいただいた方が、お金も、時間も節約できます。
前腕、肘、手首、指痛などでお困りの皆様。
ぜひ、鍼を試して見てください。
いぶき館はあなたの笑顔のために全力を尽くします。