すみません。
前回から大幅に時間が空いてしまいましたが、風邪対策、第二弾は「予防編」と「治し方編」です。
予防方法と治し方を完全に身につけて、受験シーズンを乗り越えましょう!!
「風邪の予防編」
1:冬の時期、風邪予防のために窓をこまめに開けて換気するのは効果があるか?
→逆効果の可能性がある。せっかくの高い湿度が乾燥した外気のために下がり、ウィルスが空気中を漂いだすため。
40%以下の湿度になるとウィルスが空気中を漂いやすくなります。
2:風邪予防のために加湿器を使う場合、①床の上 ②棚の上 だと、どちらに置いた方が良いか?
→人間の口の高さに合わせて置いた方が良いので、棚の上が良い。
3:加湿器に使う水は①浄水器の水 ②普通の水道水 どちらが良い?
→水道水の方が塩素が入っているので、加湿器中のバイ菌が繁殖しにくくなる
4:床に落ちたウィルスは、ほっておいても良いのか?
→スプレー式の除菌剤などは、却って空気中にウィルスを舞い上げてしまうのでダメ。
雑巾などで拭き掃除をした方が良い。
5:うがいの正しい方法は?
→①最初に口を10秒ほどゆすぎ、口の中のウィルスを撃退
②上を向いて、喉のシワを取るために喉を震わせて、うがい。
③うがいをしながら、喉の中のシワを伸ばすように首を左右にゆっくり傾け、シワの中まで綺麗にする。
6:風邪ウィルスが手の上で生きている期間はどれくらい?
→1週間程度 そのため手洗いをきちんとやる必要がある。
手洗いの際は、アルコール性の除菌剤が有効です。
7:手洗いをする時に、特に気をつけて洗うのはどこ。
→①つま先を手のひらに押し付けて左右に動かして、爪の間を洗う
②手を鷲のようにして、まず手の甲のシワを伸ばして手の甲を洗う
③手を広げて手の平側のシワを伸ばして洗う
④指を一本ずつ、反対の手で握り、ねじるようにして洗う
8:風邪予防のために、朝食べた方が良いのは、固いもの?柔らかいもの?
→固いもの。噛む回数が増え、唾液の分泌量が増える。
これによって、喉の潤いと、殺菌効果の向上が期待できる。
「風邪の治し方編」
1:体温が高い方が治りやすいが、38.5度を超えると体が危険です。
そんな時、体のどこを冷やすのが効率的でしょうか?
→首の周り、脇の下、太ももの付け根、ヘソの上
全て太い血管があるところです。
ですから、風邪をひいた時におでこを冷やすだけでは効果がないのです。
ただし、脳を守るという意味では、頭を冷やすことも意味がありますので、おでこだけではなく、頭全体を冷やすような大きな氷嚢を使わなければなりません。
2:風邪が治りかけの時、早く治すために厚着をして大量に汗をかいて寝るのは良い事か?
→間違い 治りかけの時は体力が消耗しているし、脱水に近いので、さらに温めると熱中症になりかねない。まずは、こまめな水分補給が大切。
この場合、真水よりもスポーツドリンクの方が吸収されやすくエネルギーもあるのでより適切です。
3:風邪にのひき始めに食べない方が良い食べ物はどれ?
① うどん ②牛肉 ③みかん
→③みかん
カリウムが含まれていて、利尿作用があり、ひき始めに食べると水分を失うのでダメ。りんごもカリウムが多いので、注意が必要。
風邪編は以上となります。
次回はインフルエンザ編です。
お楽しみに!