『テレワークと腰痛』
新型コロナの影響で、働き方も大幅に変わり、テレワークが一般化してきましたね。
とはいえ、そもそも自宅でずっと仕事をすることを前提に家具は用意していないし、私が以前いた外資の製薬会社では、「Work Life Balance」が重要視されて、要はONとOFFを分けられるのが、仕事ができる人。という評価でしたので、「家には仕事を持ち帰らない」のが良いこととされていましたが、今や「仕事は出来るだけ家庭に持ち帰ること」みたいな流れで、今後仕事のやり方は大きく変わっていくのかなぁ。と感じております。
で、そんな環境が整っていない状態で、急に自宅で仕事を始めざるをえなくなった方の中には、胡座や、座椅子で仕事をしたり、ダイニングの椅子などで仕事をする方も多いと思います。
そうすると、会社の椅子と違って、座り心地がイマイチなために、いつの間にか腰に負担が掛かかる様で、最近は、テレワークで腰を痛めた。という方が散見されます。
会社の椅子というのは、私もサラリーマン時代に使っていましたが、あれはなかなかお高いものが多くて、やはり、腰には優しい作りになっている様で、価格的には１０万円を超える物も珍しくは無いみたいですね。
しかし、自宅に、そんな高い仕事用の椅子を用意できる方は稀でしょうし、あんまり大きな椅子は場所を取るので、置き場所にも困ります。
そこで、私が腰痛の皆さんにお勧めしているのが、私も使っている、ドクターチェアMT-1488という製品
https://item.rakuten.co.jp/kaguro-r/mt-ms-67g-110stroke/?s-id=sd_browsehist_search
開業してすぐ、お金がなくて、4,000円程度のキャスターつきの丸いすを購入したんですが、一年ほどでガタガタ言い出してダメになり、次に15,000程度の同じくキャスターつきの丸いすを購入しまして、これは結構良かったんですが、半年ほどで5つあるタイヤの一つが根本から外れ（無料で修理してもらいましたが）」、さらに半年ほどで、プラ製のタイヤが割れまして、「やはり椅子は良いものを」といろいろ考えて、馬鞍型というのを購入してみました。
前の椅子はプラ製のタイヤが割れたので、今回はゴム製のものを購入。
（いろいろ調べたんですが、楽天でしかゴムタイヤの製品がありませんでした。）
これは、もう4年ほど使っていますが、全く問題ないですね。
私が１０kgほど減量したせいかもしれませんが、全然壊れる様子も有りません。
よかった点は、
１、馬鞍型なので、体重が尻の一点に集中せず、大腿部でも体を支えるので、長く座っていても、お尻が痛くなりにくい。
２、PC作業などする際軽く前傾を保てるので、姿勢の維持が楽。
３、高さがある程度調整できるので、作業状況に合わせて調整可能
４、背もたれがないので、狭い場所でも利用可能。
５、座面の角度、幅を微調整できるので、体格に併せて利用できる。
等です。
私が購入した時よりも１割ほどお高くなっているのですが、テレワークで新しい椅子の購入を検討されている方がおられましたら、ご参考になれば幸いです。
※蛇足ですが、友人の社長さんは、バランスボールを社長の椅子にしてました。
あれも良いとは思うんですが、結構大きくて、私の治療院では無理でした。
最後になりますが、ギックリ腰でお困りの際は、当院までご連絡ください。
ギックリ腰の治療については、以下をご参照ください。
https://www.ibukikan.com/四十肩-五十肩-ギックリ腰/
現在は、コロナ対策のために合気道の稽古も中止しており、時間外も対応しやすくなっておりますので、お気軽にご相談ください。
