合気道の小学生クラスでは、毎回必ず木刀を振る稽古をします。
というのも、合気道の動きは全て、剣術の動きが元になっているからなのです。
もちろん小学生のうちは、あまり高度な技をする事はありませんが、全ての動きの基礎と成るので、まずは木刀をきちんと振れる様に成って欲しいと云う目的からです。
その小学生クラスが、この1ヶ月程で6名もの新入会員を迎える事となり、木刀が足りなく成りまして、本日、新たに木刀を3本、さらに大人クラスも最近は杖(じょう)技をする機会が増えて、本数が足りなく成って来たので、これもついでに購入。
で、改めて見るといつの間にか随分数が増えてしまったので、この機会に全て並べて数を確認してみました。すると、居合刀1、大木刀3、中木刀4、小木刀4、脇差し2、短刀6、杖5、竹刀1、と全部で26本(振り)もの武器の数々が!(この中には私の自作の物もありますので、ちょっと不細工なのが含まれているのはご容赦ください)。
こんなに沢山必要なの?と、思われるかもしれませんが、それぞれ使い方が異なるので、有る程度の種類と数は必要なのです。
いやぁ、改めて並べてみるとその多さに驚きましたが、逆にそれだけの武器が必要になるほど会員数が増えた云うのは大変嬉しい事です。
ちなみに、本日購入したのは「中木刀」3本ですが、実はこれでも小学校低学年の子供が振るには少し重いので、自分で少し短く切ってスペシャルバージョンの「小木刀」を作りました(下から4本目〜6本目)。
合気道と云うと、素手で行う武道というイメージが強いかと思いますし、実際、最近は武器技を稽古しない道場も多いのですが、私は合気道の基本は「対武器技」という、刀などに対して素手で立ち向かう技術だと考えているので、こういう「武器」を使った稽古を重視しています。
「一体どんな稽古してるんだろう??」と興味をもたれた方は、是非一度見学にお立ち寄りください。
見学、体験はいつでも大歓迎です!