ブログ:使用する鍼について

イベント等で、時々鍼灸体験会をさせて頂くんですが、その際によく「針は怖い」「痛そう」というお言葉を頂きます。

しかし、そういうご意見は、「はり治療の経験が無い」方から戴くのが殆ど。

つまりは、まだまだはり治療は誤解されているのです。

そこで今回は当院で使用している鍼についてご紹介しようと思います。

 

写真は、当院で使用している主な鍼です。

これらの鍼は、もちろん全て使い捨てですので、感染症等のリスクが無い事をお約束致します。

 

一番上は、比較の為に爪楊枝を並べてあります。

最初の緑色が、前回ご紹介した、「超旋刺(ちょうせんし)」で使用する鍼。

これは、一番細い鍼では有りますが、さらにこれを刺す事無く、皮膚表面に当て、細かく動かす事で治療をして参ります。「刺さないで効くの?」と皆さん驚かれますが、そもそも人間の「ツボ」と云うのは皮膚表面に有る物ですので、刺さないでも効果を出す事が出来るのです。

 

二番目の赤いのが一番使用頻度が高く、「超旋刺」にも、使いますし、浅く刺して、15分程置いておく時に使う鍼です。

刺す深さは5mm程度。殆どの方は刺された事も判らない程度の刺激しか感じられません。

 

三番目の青い鍼は通常使う鍼の中では最も太い鍼です。

もう一つ6cmの鍼も使います。

これは、腰痛治療の歳に腰部の筋肉に刺入し、電気を流して、筋肉を緩めたり、痛みを取ったりする際に使用します。

 

青い鍼だけは、筋肉に対して3~4cm程刺入しますが、筋肉層が厚い部分に刺しますので、安全性に関しては問題有りません。

 

このように、鍼治療で使用する鍼は、注射針等と比較しても大変細く、しかも浅く刺す事が殆どですので、危険性も、痛みも大変低い物なのです。

 

「鍼灸治療に興味は有るけど、ちょっとコワイ」という方は、無料で体験も出来ますので、お気軽に御相談ください。